1999-05-14 第145回国会 衆議院 商工委員会 第12号
例えば、今回パイロット事業で川崎市をやりましたけれども、川崎市特有のもの、あるいは川崎市でも海寄りのところと山寄りのところで非常に大きく違っておるわけでございます。そういった地域特性というのは非常に大きくなっております。工業用のかくかくしかじかのものを製造するプロセスがあるというのが、全国で数カ所しかないというようなものもございます。そこから有害なものがある量出ているということもございます。
例えば、今回パイロット事業で川崎市をやりましたけれども、川崎市特有のもの、あるいは川崎市でも海寄りのところと山寄りのところで非常に大きく違っておるわけでございます。そういった地域特性というのは非常に大きくなっております。工業用のかくかくしかじかのものを製造するプロセスがあるというのが、全国で数カ所しかないというようなものもございます。そこから有害なものがある量出ているということもございます。
そのほかに、私ども、これは都道府県一本でなく、さらに県内を幾つかの区域に分けて出しますが、どうしてもその区域には、これは必ずどのような区域でも平場と山寄りとございます。そういう意味で、特に冷害の場合には山に入ったところほど被害を余計受けておりますので、山に入った市町村の感じと、その区域全体の平均とが合わないということがあろうかと思います。
また、山寄りの水田では冷害にやませが重なって収穫皆無に近いところがある。本年の冷害にはどのような肥料、水、栽培管理技術を駆使しても、天変地異にかつことはできなかったと述懐しております。 次に、滝沢村沼袋地区を訪れました。当地は平均標高百五十メートルの地点に所在し、水稲を中心に作付しており、高地では遅延型、平地では障害不稔型の被害を受けております。
○関谷(俊)政府委員 御質問のとおりでございまして、土地基盤整備事業の面で申しますと、畑作、いわゆる畑総と我々申しております事業の中での取り組みもございますが、今お話のございましたような傾斜地あるいは山寄り地帯での問題というのは、私どもの対応としましては、最近の傾向としまして、農業構造改善事業というかなり大きな補助体系を持っておるわけですが、これがだんだんいわゆる平場の大きな面積のある地帯よりも、山寄
現在、自然壊廃の動きを見てみますと、実は明治以降かなり開拓が行われた地域の、山寄りの条件の悪い地域で進んでいることは事実でございます。あと一部、谷地田があるということは現実でございます。
この調査は初めての調査でございまして、これから時系列的な変化や判断を求めることはできませんけれども、トータルとして見ると、比較的山寄りの限界地の畑がいわゆる耕作放棄地が多い。これはやはり過去の歴史を見てもわかりますように、林業的利用と農業的利用がお互いに交錯し、行ったり来たりしている地域という実態があるわけでございます。
○森実政府委員 限られた土地資源のもとでこれだけの経済活動、膨大な人口が存在している我が国での土地利用の問題でございますから、大観的に見ますと、平場の農地が多目的の需要によって壊廃され、一方、山寄りが開発が進んでいくという形にならざるを得ない本質はあるわけでございます。
ところが、いろいろな支障がありましてお流れになっちゃって今日に及んでおるわけでありまして、昨年第二次案とでも申すべきうんと山寄りに入ったトンネルがたくさんできるようなバイパス案というのが提示されました。その提示がありまして以来三原の市民というものは、いつバイパスができるんだろうかというのでみんなが期待して首を長くしておるわけです。
「どういうことですか」と聞かれるので、「稚内の付近の山寄りの排水溝は隊員が入れる深さにしてください」と話したんです。そうすれば散兵壕ができているのと同じことになりますね。それからまた「石狩の堤防の傾斜は戦車が上がれないような傾斜にしてください」とも話したんです。」
それから、適正なということを考えますと、どうも山寄りの地帯やら何やらになりますと、やはり経営規模の関係もございまして、適正なのをやりたくても、耕地的な制約その他でそういうものができない。
一つの理由は、地震の場合の地面の揺れ方の強さと申しますのが大変場所によって違うわけでございまして、山寄りのかたいところかあるいは田んぼを埋め立てたところかによりまして、震度は優に一、場合によっては二違うことがございます。それが第一の理由でございます。
それから、青森は一時はそれほどでないと言われておったのでございますが、やはり太平洋岸の特に山寄りの地帯はかなり被害が出ているということで、秋田、山形よりは悪いのではないかというふうに観察されるわけでございます。北海道は、東北の一番悪い岩手並みかあるいはそれよりも若干悪いのではないかというように考えられます。
特に、私は三重県で実際に痛感しておるのですが、四日市のあの公害でやかましい町のど真ん中を公共道路である国道一号線や名四国道が通っておりまして、一方、有料道路である東名阪道路は山寄りで人家のないところを通過をいたしております。
山寄りじゃなくて下側だけなんです。そうすると、このトンネル工事をやっている上のほう、山寄りについては全然調査の対象になっていないのです。ところが、現在かれているのは、この山ぎわのほうがずっとかれているのですよ。それはそうですね。大体水というのは上のほうからかれてくると思うのですよ。下のほうはたまりますけれどもね。ですからかなりの被害が出ているということは間違いありません。
それから、兵庫県側につきましては、大阪府側に比べますと空地もございますけれども、御指摘のように、大規模な代替地に適当な土地がそうたくさん見つかるかという問題については、いろいろ問題があろうかと思いますが、一応、たとえば川西市の山寄りのほうの部分等に一部適地があるというようなことも検討いたしております。
○政府委員(大河原太一郎君) 具体的な要項等を、突然のお話でございますので、持ち合わせておりませんので、なお後刻資料等を通じまして、十分に御説明をさせていただく機会を得たいと思いますが、大体先生の御指摘は畑地かんがい施設、農業基盤事業の畑かんの採択基準を、山寄りの山村とかその他についてはできるだけ採択基準を引き下げまして、茶園その他に対する導入が容易なようにというような御要望の向きかと思います。
やはり今度の災害地の大部分というものは豪雪地帯、山間、山寄りの豪雪地帯です。もうそろそろ雪が降る、来月になってくると、雪に包まれてしまう。これでは私は復旧工事も困難になってくることはあたりまえです。来年の植えつけもおぼつかない状態になると思う。私は、それを心配して、何とか方法をとって来年の五月の植えつけに間に合わせるような形にしていただきたいということをお願いしておったわけです。
そのあと二年くらいたちまして四十一年の十月ころになりますと、どうも山寄りではなくて平たん地になるらしい、こういうことが議会の中の問題になりまして、きまってしまってはたいへんにこれは問題じゃないか、やはり山寄りにできるだけしてほしいというような意見書を出そう、こういうような議論になったのでございますが、いま意見書を出すと促進に対するブレーキ役になるというような意見が多数を占めまして、その意見書は通らないでしまったわけでございますが
山寄り地帯は及びもっかないのです。だからできないのです。そして土地改良とか圃場整備というような、今日やられている構造改善事業は、決して間違っているというのではないのです。非常にりっぱな政策で、一そう強力に推進してもらいたいのです。ただ、これは私に言わせれば、農政の外科学なんですね。
そこでまず、原則的には、できるところから逐次やってまいるということでございまして、たとえば一千ヘクタールの入り会い林野がその部落にあるといたしましても、そのうちの一部については、採草地は今後高度集約牧野に転換してまいるとか、あるいは山寄りの地帯は生産森林組合による林業的利用に進むのであるというように、それそれ地質その他の諸条件を考えまして、最も適当な利用区分を行ないまして、それをやっていこうとする人々